相続登記が大変な理由。

福岡県豊前市の司法書士・行政書士 高瀬事務所です。

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相続人を探せ

相続人が簡単だと、相続のお手続きも割とスムーズです。

「簡単」とは?

配偶者と子供だけの場合など です。

相続人は、増えれば増えるほど大変です。

相続の登記は、まず戸籍を集めるところから始まるのですが、亡くなった方に現在の配偶者以外に配偶者がいなかったか(前妻がいたのを家族が知らなかったなんてこともあったりする)、家族が知らない子供がいないか(いたりする)、音信不通の子供は生きているのか、などなど。

配偶者も亡くなっていて、子供もいない、となると、相続人が兄弟になります。

そうすると兄弟も亡くなっているとなると、兄弟の子(甥や姪)が相続人となります。

そうなってくると相続人の人数が10人、いや20人以上なんてこともあるのです。

相続手続きには、相続人の全員の印鑑がいる

相続の手続きは、絶対しないといけないわけではありませんでした。

それが今年の4月から義務化になりました。

なぜか?

その理由の一つに、相続人が増えすぎるということがあります。

しなくてもいいからほっておくと、前述のように相続人が甥姪までに広がり探すのにも、印鑑をもらうのにも大変な労力が必要になるのです。

誰か一人でも印鑑押さないよって言ったら、たった一人押さないだけで手続きができないのです。

最近は国内にいないこともある

相続人の一人が外国に住んでいるという話も、昔に比べると増えました。

外国に住んでいると郵送でのやり取りなだけでも国内より日数がかかります。

やり取りできればいいのですが、連絡がつかないということもあります。

そうなると前述と同じ。手続きができないのです。

早めに手続したほうがいい

何が起こるかわからない未来。

今できることは、今やっとくほうがいい。と私は思うのです。

早めにやったほうがいいか、今すぐでなくてもいいか、誰に相続するのがいいか(税金がかからないか)など、まずはご相談ください。

司法書士がアドバイスさせていただきます。

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高瀬忠通