福岡県豊前市で創業85年の
2025年1月から大分県中津市豊田町にも行政書士法人の事務所を開設いたしました。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
前回のブログ ⇒ 【抵当権って何?】では、
スタッフMさんが「抵当権」の基本と、返済後に必要な「抵当権抹消登記」について、分かりやすく解説しています。
登記とは? 「権利をはっきりさせる仕組み」
「登記」とは、土地や建物、会社などの権利関係を公に記録する制度のことです。
たとえば家を買ったとき、「この家はAさんのものです」と登記簿に記録することで、
第三者にも「この家の持ち主はAさんです」と証明できるようになります。
つまり登記とは、あなたの大切な権利を守るための“公式な証明書”のようなものです。
登記の種類
登記にはいろいろな種類があります
登記といっても、目的によっていくつかの種類があります。
- 不動産登記:土地や建物の所有者や権利を登録する
- 商業・法人登記:会社や法人の設立・役員・本店所在地などを登録する
- 成年後見登記:判断能力が不十分な方の後見人を登録する
ですが、この記事では、「不動産登記について」 を説明いたします。
不動産登記には2種類ある
① 表題登記
土地や建物の「物の情報」を登録するもの。
(例)所在地、地目、建物の大きさ など
(※表題登記の代理申請を代行できるのは、土地家屋調査士です)
② 権利登記
所有権や抵当権など「権利の情報」を登録するもの。
(例)土地の所有者が変わったときの”所有権移転登記”など
(※権利登記の代理申請を代行できるのは、司法書士や弁護士です)
登記は「義務」?
☆ 建物が完成したときの“表題登記”は「義務」
家を新築したときの表題登記は義務 です。
不動産登記法で「家が完成した日から1か月以内に申請しなければならない」と定められています。
表題登記は権利登記のベースです。
表題登記がなければ、その後の権利登記を行うことはできません。
(例) 新築した建物の場合、まず土地家屋調査士が表題登記を行い、建物の物理的な情報を登記簿に載せます。次に、司法書士がその建物の所有者を権利書に記録する所有権保存登記を行います。
☆ 不動産の売買や贈与による“権利登記”は、義務ではないが「登記しないと損をする」
家や土地を買ったときに行う「所有権移転登記」などの権利に関する登記は、法律上の義務ではありません。
ただし! 登記をしないと “あなたのもの” と主張できなくなります。
不動産は 登記をした人が所有者として第三者に認められます。
つまり!
Aさんが売買で家を買ったのに登記せず、その後、売主がBさんに二重売買しBさんは登記した。
その場合、Aさんは所有者として守られない ことになります。
違反ではなくても、大きな損をする可能性があるため、実質は必須 といえます。
<まとめ> 登記をする意味とメリット
登記をすることで、次のようなメリットがあります。
- 権利関係がはっきりする
→ 誰が所有者か、どんな権利があるのかを公にできます。 - トラブルを防げる
→ 売買や相続などで「本当にその人の土地なの?」と揉めるのを防ぎます。 - 安心して取引できる
→ 登記簿は誰でも閲覧できるため、信頼性のある取引ができます。
登記の手続きは司法書士におまかせください
登記の手続きは、必要書類や手順も多く複雑です。
司法書士は登記の専門家として、申請書の作成や法務局への手続きまでを一括でサポートしています。
当事務所では、初回のご相談料はいただいておりません。
ぜひお気軽にご相談くださいませ。
今日の雑談
「記事を書いた人」の自己紹介にも書いてあるように、歩くことが大好きなブログ三姉妹の長女 スタッフKです ( •ᴗ• )⸝
11月9日(日)に、深耶馬ウォークに参加してきました。
あいにくの小雨でしたが、紅葉が始まったばかりの深耶馬を、約11Km歩いてきました。
集合場所は、折戸温泉前
ここで受付をし、歩いた後に頂くお弁当などの引換券を受け取りました。
地元の方々が、漬物とあったかいお茶で迎えてくれました。

当日の紅葉はボチボチ。見頃はもう少し先かなぁ?って感じでした。


あちこちで開催されるウォーキング参加の大きな楽しみの一つは
なんと言っても、心づくしのおもてなしデス ♡♡♡
いやいや、一番の楽しみかな エヘヘ

お弁当と特産品のほかには、集合場所の折戸温泉の無料券と、近くのもみじ温泉の割引券をいただきました。
引換券の裏に当たりのマークがあった5名には、耶馬渓の新米3kgがプレゼントされました。(スタッフKは、ラッキーな5名には入りませんでしたが)
適度な疲れが心地よく、たくさんのおもてなしにも大満足。
これで参加料1000円だから、わたしってなんて楽しみ上手なの~ ( *´ᗜ`* )イエイ☆
と、一日のしめくくりには、大いに自画自賛したのでした。
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