相続は、地獄の作業

福岡県豊前市の司法書士・行政書士 高瀬事務所です。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今日のタイトル、なんて怖いタイトルなんでしょう。。。

たまたま見つけたこの記事。

すべての相続が地獄の作業とは思いませんが

人生の先輩方のひとつの感想と思ってぜひ読んでみてください。

↓ 画像クリック↓

朝日新聞社運営のポータルサイト 「相続会議」より

上記の記事

森永卓郎さんの「相続」の記事

何かを検索していて「森永卓郎さん」「相続」「地獄」というタイトルがパッと目に飛び込んできて読んでみました。

森永卓郎さんご存知ですか?

私は30代の頃、日曜日の朝、出勤前にずっと観ていた『がっちりマンデー』っていう番組で森永さんを知りました。

ちょっと前に激痩せしていて(たしかライザップのCMに出てたと思う)、すごいなーと思っていたんですが、糖尿病だったんですねー。元気になられてよかったです。

森永さんが『地獄だった』と感じた相続って、どんなことがあったんだろうと興味津々で読みました。

◆「通帳や口座がどれだけあるか家族がわからない」

そうなんですよ。

自分の親の銀行口座、いくつあるか知ってます?

分からないから高齢の親に聞く。

親も「わからない」という。

これ、よくあります。

本人が元気で話ができればいいのですが、すでに認知症が出てたり、本人が意識のない状態だったりすると家族は聞くこともできず、わからなくて困るんです・・・。

◆「出生から死亡までの戸籍が必要」

今は『法定相続情報一覧図』というものを作成すれば、大量の戸籍を手続きのたびに窓口に持っていくということをしなくても良くなりました。

法定相続情報一覧図の作成には、出生から死亡までの戸籍が必要になります。

自分でも作成して法務局に提出して認証をもらうことは可能ですが、必要書類がたくさんあったり(被相続人や相続人全員の戸籍など)、間違いがあると訂正に出向かなければいけなかたり、相続人が多ければ多いほど大変です。

戸籍収集から作成、認証までを専門家に依頼することも可能です。

当事務所でも、戸籍収集から作成、認証までご依頼いただけます。

◆「亡くなる前に売ってキャッシュにしてくれれば楽だったと思います」

これも本当に、そう。

葬儀代を払いたいが銀行口座が解約できないから現金がないとか、

財産を分けたいが不動産ばかりで現金がなくて困ったとか、

よく聞くお話です。

相続税がかかる場合も、支払いには現金が必要になります。

キャッシュレスの時代ですが、やっぱり現金が必要なんですよね。

◆親世代が率先して銀行や証券口座のリストを作って、余計な不動産を持たない。

「市販の遺言書キットを使うだけでも違います」と言われてますが、終活ノートもその一つです。

元気なうちに、メモしておく。

残された家族が困らないように。

終活ノート、書店でもいろんな出版社から出ていますので、一度パラパラっと見てみてはいかがでしょうか。

高瀬事務所でもご準備しておりますし、手にとって見れる見本も置いております。

気になる方は、スタッフにお気軽にお声かけください。

今日の雑談

うちの母(79歳)は、エンディングノートを書いているようですし、日頃から「終活だ!断捨離だ!」といって片付けしています。保険はこんなのに入ってて〜など、ことあるごとに私や弟に説明してくれてます。

うちの父(81歳)は、仕事では遺言がどうのとか言ってる立場ですが、自分の終活準備は何一つしてません、たぶんw

まぁ、保険や通帳のほとんどは母が管理しているから何もないのかもしれませんが。

終活の話も嫌がります。自分のお葬式の話はもってのほか。

男と女ってこうも違うのかなと思う、今日この頃です。

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高瀬葉子

高瀬事務所の経理担当してます。 所長の娘です。子供の頃はよく似ていると言われてましたが、最近は母に似ていると言われます。副所長の姉です。子供の頃からよく似ていると言われます。今だにそっくりだと言われます。司法書士業務のことと法律のことは、ほぼ素人です。少しずつ勉強しようと日々思っているところです。そんな私目線で書いてます。